名 称 | : | 黒部市下水道バイオマスエネルギー利活用施設整備運営事業 |
方 式 | : | PFI事業(BTO方式) |
総事業費 | : | 約36億円 |
期 間 | : | 設計・建築期間 平成21(2009)年4月〜平成23(2021)年4月 |
維持管理・ 運営期間 | : | 平成23(2011)年5月〜令和8(2026)年4月(15年間) |
事業者選定 | : | 公募型プロポーザルによる総合評価方式 |
事 業 者 | : | SPC名称 黒部Eサービス株式会社 |
出 資 者 | : | 水ing株式会社 |
処理対象物 | : | 既存下水道処理施設より下水道汚泥(濃縮汚泥)、 農集汚泥、浄化槽汚泥、ディスポーザ生ごみ汚泥、 飲料メーカーより事業系食品残渣(コーヒー粕) |
本事業は、下水道汚泥等と食品残渣を活用することにより、バイオマス資源の循環利用システムを構築することを目的とするものです。
これまで黒部市では、下水汚泥(脱水汚泥)の処分をセメント会社等へ有償で委託、または埋め立て処理しておりましたが、本事業の施設稼動によりバイオマスエネルギー源として有効活用することが可能となりました。
また、民間事業者の資金・経営能力および技術力を活用するPFI(Private Finance Initiative)事業による下水道バイオマスエネルギー利活用施設、国内『第1号』稼動案件であることから、モデルケースとして大変注目されています。
本事業は、黒部市がPFI手法(BTO方式)を採用し、SPC(黒部Eサービス株式会社)が施設の設計・建設から維持管理・運営まで実施します。コーヒー粕と汚泥等の混合処理は特許技術であり、安定した稼動実績を有しています。