2025年9月4日 2025年8月31日(日)黒部アクアパークフェスティバル2025が開催されました!

毎年9月10日の「下水道の日」に関連して、下水道に対する認識を深めてもらうことを目的とした「アクアパークフェスティバル2025」。平成4(1992)年に黒部市公共下水道が供用開始されたことを機に始まったイベントです。今回で31回目。水ingAM北陸営業所、水ingAM・黒部クリーンJV、黒部Eサービス(SPC)が参加し、出店と施設見学会を担当しました。

昨年(2024年)は台風で中止となりましたが、今回は、晴天(猛暑)のなか実施され、数千人が来場されました。
放流され、捕獲を待つニジマス。↑↑ヤマメもいました。
合図と共に、一斉につかみ取りスタート
ゲットしたニジマスを見せてもらいました。
水ingのお店はゲームブース。1回50円でうまい棒と、くじ引きでおもちゃが当たりました。

黒部浄化センターの見学会

施設見学会は、11:00と12:30からの2回。市内外から約70名が参加。黒部浄化センターや下水道バイオマス施設を多くの方に見学いただきました。水処理施設内で、水がきれいになる仕組みを説明。ビーカーに入った流入水、処理水を見比べて下水道の大切さを実感。
反応タンク内の微生物を顕微鏡で観察して、子供たちは大はしゃぎ。(説明者:浄化センター 高(たか)所長
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下水道バイオマス施設の説明

下水汚泥と食品残渣(コーヒー粕)を受け入れて汚泥を減量化したうえで、燃料や肥料として100%利活用している。処理過程で発生するガスや排熱を利用して「発電」や「ばいお~湯」(足湯)などバイオマスエネルギーの利活用も行っている。と説明を聞いて、すっかり感心されていました。(説明者:バイオマス施設 佐度所長)

バイオマス施設で、コーヒー粕を台所に流す実演

「黒部市では、コーヒー粕は燃えるごみに出さずに、下水に流して下さい。そうすれば、ここ(バイオマス施設)でエネルギーに転換できます。市民の皆様がお手軽にSDGsにも貢献できます。この取組は国内で黒部だけですよ。コーヒー粕は水でサッと流れるので詰まりません。」とPR。小学生もコーヒー粕流し体験で大興奮!(説明者:黒部Eサービス大矢社長) 

黒部市ホームページ「コーヒー粕は下水へ(脱炭素の取組み)」へはこちら→https://www.city.kurobe.toyama.jp/news/detail.aspx?servno=32618

【黒部浄化センター 高所長の感想】1回目の見学会では45人ほど参加されていました。こんなに多くの方が下水処理に関心あるのか!と。さすが黒部市は「名水の町」と言われているとおりだなと思いました。また、最近では、ハンドタオルや下着類が流入し、機械の故障が多発していることを伝え、それらは流さないようお願いしました。
市民の方から「1日どれだけの流入量があるのか」質問されたので、「1日では約11,000㎥/日(小学校にある25mプール37個分)とお答えし、皆さんびっくりされておりました。
これからも「名水の町」と言われるよう努力して施設を維持管理していきます。

【バイオマス施設 佐度所長の感想】このイベントを通して、黒部浄化センターに来て頂き、黒部には、こんなにも市民に開かれた下水処理場がある事を知って、下水道に関心を持って頂ければと思います。
また、来年もお待ちしております。

【黒部Eサービス 大矢社長の感想】施設見学会には、市内外から主に親子連れの方が約70名が参加されました。コーヒー粕流しの実演は2022年からやっており、環境問題やSDGsに関心のある方が多く、市民の方は「今日からうちでも流そう」とか、市外の方からは「うちの市でもできますか?」(「黒部市だけです」と回答)等、黒部市のユニークな取組に興味を持って頂きました。

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