毎年9月10日の「下水道の日」に関連して、下水道に対する認識を深めてもらうことを目的とした「アクアパークフェスティバル2025」。平成4(1992)年に黒部市公共下水道が供用開始されたことを機に始まったイベントです。今回で31回目。水ingAM北陸営業所、水ingAM・黒部クリーンJV、黒部Eサービス(SPC)が参加し、出店と施設見学会を担当しました。





黒部浄化センターの見学会

反応タンク内の微生物を顕微鏡で観察して、子供たちは大はしゃぎ。(説明者:浄化センター 高(たか)所長)
下水道バイオマス施設の説明

バイオマス施設で、コーヒー粕を台所に流す実演

黒部市ホームページ「コーヒー粕は下水へ(脱炭素の取組み)」へはこちら→https://www.city.kurobe.toyama.jp/news/detail.aspx?servno=32618
【黒部浄化センター 高所長の感想】1回目の見学会では45人ほど参加されていました。こんなに多くの方が下水処理に関心あるのか!と。さすが黒部市は「名水の町」と言われているとおりだなと思いました。また、最近では、ハンドタオルや下着類が流入し、機械の故障が多発していることを伝え、それらは流さないようお願いしました。
市民の方から「1日どれだけの流入量があるのか」質問されたので、「1日では約11,000㎥/日(小学校にある25mプール37個分)とお答えし、皆さんびっくりされておりました。
これからも「名水の町」と言われるよう努力して施設を維持管理していきます。
【バイオマス施設 佐度所長の感想】このイベントを通して、黒部浄化センターに来て頂き、黒部には、こんなにも市民に開かれた下水処理場がある事を知って、下水道に関心を持って頂ければと思います。
また、来年もお待ちしております。
【黒部Eサービス 大矢社長の感想】施設見学会には、市内外から主に親子連れの方が約70名が参加されました。コーヒー粕流しの実演は2022年からやっており、環境問題やSDGsに関心のある方が多く、市民の方は「今日からうちでも流そう」とか、市外の方からは「うちの市でもできますか?」(「黒部市だけです」と回答)等、黒部市のユニークな取組に興味を持って頂きました。